組織発展計画
最終更新: 2026-07-23 14:37
keyaki 組織発展計画
keyaki を「AI が実際に業務を担う組織」として構築する。この組織自体が Scaffold プランの実証例であり、検証済みのアーキテクチャをそのまま顧客に提供する。
更新(2026-06-08): 初期の「川上+経理の2エージェント・オーケストレーター検討中」段階を脱し、 reatex 型のプロジェクト縦割り(専任PM制) へ再構成した。本ドキュメントを現状に合わせて改訂。
組織コンセプト
- 山下(社長): 意思決定・方針策定・最終承認
- AI エージェント群: 各業務を担う「社員」として機能。窓口(orchestrator)→ PM → 実装/専門プールの階層
- That's Source 方針: 外部 SaaS に頼らず、サーバー(GCE VM)上で完結させる
Scaffold プランの差別化ポイントである「組織として動く AI」を、自社で先行実装・検証している。
現在の組織構成(プロジェクト縦割り・PM制)
山下(社長 / 最終承認)
└─ orchestrator(千葉) 唯一の窓口・PM振分・報告集約。詳細は持たない
├─ pm-kodouflow kodou flow 専任PM・進捗を所有
├─ pm-edanet edanet 専任PM・進捗を所有
│ ↓ inbox 投函
├─ engineer(川上)/ frontend(中村)/ backend(田中) 実装プール(横断・指示待ち)
├─ designer(山口)/ marketing(石川) 専門プール
└─ reviewer PR レビュー専任(コメントのみ・マージは山下)
on-demand(常駐しない): legal(大久保・法務)/ accounting(佐藤・経理)
各エージェントはディレクトリ単位で分離し、CLAUDE.md(ローダ)+ AGENTS.md(役割)+ DOCS.md(外部記憶)の3点セットで構成する。役割定義の SSoT は ~/agent/org.md、運用は ~/agent/MANUAL.md。
なぜ PM 制にしたか
初期のフラット構成では orchestrator が全プロジェクトの詳細を抱え込み、DOCS が肥大化して単一障害点になった。
プロダクトごとに専任 PM を置き、PM が自分の DOCS.md を常に最新化することで、orchestrator は窓口に専念でき、
「いつ報告を求められても即答できる」状態を保てる。新プロダクトは pm-<name>/ を足すだけで拡張できる。
モデル使い分け方針
| エージェント | モデル | 用途 |
|---|---|---|
| orchestrator / PM / engineer / frontend / backend / designer / marketing / reviewer | Claude Code | 判断・コーディング・設計・レビュー |
| accounting(佐藤) | ローカルLLM(Gemma 4 12B / Ollama + opencode) | 経理の定型処理。脱クラウド課金の検証台 |
将来的に組織全体をローカル LLM へ寄せ、「使うほど一回あたりが安くなる」固定費型を目指す。 その第一歩として低リスクな佐藤(経理)を Gemma 4 にローカル化済み(2026-06-06)。
稼働形態
- インフラ: GCE
g2-standard-4(NVIDIA L4 GPU・佐藤のローカル推論用)。tmux 常駐セッション。 - 稼働: 当面 オンデマンド(使う時だけ
make start→ 終わったらmake stopでコスト最適化)。起動中は dormant 時間帯を設けず 24h 稼働(2026-06-07 確定)。 - 連携: ファイルキュー
_shared/tasks/(inbox→doing→done→archive、mvでアトミック遷移)。 - 記憶/同期: 各 DOCS.md は git(
keyaki-org-workdir)で管理。分岐はコンフリクトとして検知し人が解決する。
現在の到達点
| 領域 | 状態 |
|---|---|
| 組織構造 | ✅ reatex 型 PM 制へ再構成済み(2026-06-08)。org.md / MANUAL.md 整備 |
| エージェントディレクトリ | ✅ 構築済み(orchestrator / pm-* / 実装・専門プール / reviewer / オンデマンド) |
| ローカルLLM(佐藤) | ✅ Gemma 4 12B + Ollama + opencode で稼働・検証成功(2026-06-06) |
| プロダクト | kodou flow(PWA β公開中)/ edanet(開発中)/ konoha(Tauri・開発中) |
| 自律稼働 | tick による自走。当面オンデマンド運用(フル24h常駐はコストが見合う段階で再開) |
今後の検討事項
- フルローカル化フェーズ: 佐藤の検証を踏まえ、実装ロールの一部を Gemma 等ローカル LLM へ段階移行
- PM 粒度の最適化: プロダクト増に応じた pm-* の増設、reviewer 運用の定着
- フル 24h 常時稼働への復帰判断(モデル品質・配管が固まり、コストが見合う段階で)
- Scaffold テンプレートとしての汎用化(どこまで共通化・再現パッケージ化できるか)
- 将来的な法人化に伴う組織・経理構成の変更対応
Scaffold との関係
この組織の構築・運用プロセスそのものが Scaffold の開発ロードマップである。実運用で検証したアーキテクチャ・ドキュメント・ノウハウを、顧客向けターンキーパッケージとして提供する。汎用的な再現手順は AI組織のつくりかた(再現ガイド) に整理済み。
→ 詳細は Scaffold 提案書 を参照